どうも 甲本です。
僕らの日常には様々な「形」が存在しています。
そして、
“「形」とは高密度な情報の塊である”
と捉える事ができます。
例えば、◯と△と□では
印象も性質も全く異なりますよね。
◯は車のタイヤに使用できますが、
△や□では困ります。
△や□のタイヤがついた車なんかで走ったら
大変な乗り物酔いになることでしょう(笑)
しかし、タイヤを止める役割となると
◯では務まりません。
△や□でないと。
パソコンやテレビのモニターなら
◯や△じゃ見づらくてしょうがない。
杭の先端は△でないと
なかなか上手く打ち込めません。
例を挙げればキリがありませんが、
形とはそれだけで本当に様々な情報を内包しています。
同様に、丸顔の人と三角顔の人と四角顔の人とで
実は性格がかなり変わってくるというのは
人相学を少し学んだ事がある人はみんな知っている事です。
丸顔なら感情的なところがあるし、
三角顔は理屈っぽくて、
四角顔は少し凶暴な部分があるという様に。
さらには、
首が長いか、細いか、
なで肩か、いかり肩か、
胸を張るタイプか、背中を丸めるタイプか、
前腕やふくらはぎがたくましいか、
それとも、ふとももが太いか、
お尻が横に広がっているか、
キュッと上にあがっているか、
などなど
そういった見た目から判断できることで
実はその人の思考の癖や感受性の中心、
得意な運動などがわかってしまいます。
それらの関連性を体系立ててまとめたのが
「体癖(たいへき)」
というメソッドです。
偉大な治療家、野口晴哉が発見し、
現在に至るまでいろんな識者や治療家の手によって
徐々に洗練されてきました。
体癖は見た目から判断できます。
だから、繰り返しになりますが、
“「形」とは高密度な情報の塊”
なんです。
「人を見た目で判断してはいけません」
と教わるのは、
見た目で判断する能力がない人に向けた教訓であって、
本来はもっと見た目から読み解ける情報を
コミュニケーションに活かすべきだと僕は思います。
体癖を学んでいくと、
見た目だけで
「あ、この人は理屈を大事にする人だな」
とか
「この人は損得重視の人だな」
とか
「この人は競争心の強い人だな」
という様な事が瞬時にわかります。
そして、それぞれで接し方を変えることで
スムーズに相手の懐に入ることもできるわけです。
理屈を大事にする人が相手なら
その人の考え方を評価すれば気に入られるし、
損得を重視する人にはメリットを提示するべきだし、
競争心の強い人に対しては負けるが勝ちとなります。
(相手を立てるということ)
人間というのは他人も自分と同じだと
無意識に思っているところがあって、
その認識のズレがよくトラブルを起こす原因になり得ます。
「なぜ、この人は理屈ばっかで行動しないんだろう?」
「なぜ、この人はよく考えもしないで行動するんだろう?」
「なぜ、この人はそんなに周りの人と張り合おうとするんだろう?」
そういうことでモメたりするのは
認識が間違っているからです。
最初から
「この人は理屈を重視し、考えるのは得意だけど
行動するのは苦手なタイプの人間」
だとわかっていれば
そこにイラッとすることもありません。
予想通りだからです。
相手の特性がわかっているのであれば、
その人に合った方向性で才能を発揮してもらえばいい。
理屈重視の人ならデータの分析や学術的な研究を
大いにやってもらった方がみんなにとっていいわけです。
理屈が苦手な人も世の中には大勢いるわけですから。
男には男の役割があり、
女には女の役割がある。
重たい荷物を持つのは華奢な女性ではなく、
力のある男がいいだろうし、
受付やコールセンターなどの業務は
無骨な男がやるよりも
明るい女性の方が適している場合が多いでしょう。
同様のことがこの社会全体に言えると思います。
それぞれがそれぞれの特性を活かし、
才能を発揮できるポジションについたなら
とんでもなく効率的に世の中は発展していくはずです。
これが前回のメルマガでもお話した
宿命を知り活かすという事です。
自分にはどんな「命(めい)」が宿っているのか?
この人にはどんな「命」が宿っているのか?
宿っている「命」に
生き方を合わせる、
接し方を合わせる。
そうすれば自分の進むべき方向性も見えてくるし、
人間関係の摩擦も限りなく減らすことができるはずです。
ここまでの話を読んでみて
体癖に興味を持った人向けに
『体癖概論』
というレポートを作ったので
プレゼントしたいと思います。
まずは体癖というものがどういうものなのか?
こちらのレポートで大枠を
把握してみて下さい。
体癖概論:資料
今回は資料のみ
プレゼントしたいと思います。
ぜひ、感想や質問など
ご意見をお寄せください。
ではでは
ありがとうございました。
甲本
追記
体癖を基礎から応用まで徹底的に学びたいならこちら
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