甲本です。
5月病なんて言葉がありますが、
「なんかやる気が出ない・・・」
「なんか憂鬱・・・」
ということは誰にでもあります。
もちろん、僕にだって
そういう時はあります。
人間だもの。
しかし、僕の場合は
その感情ときっちり向き合うので
何日もそれが尾を引くというようなことは
あまりありません。
感情を肉体によってコントロールする術も
たくさん持ち合わせていますので。
例えば、僕はやる気が出ない時に
あえてシャドーボクシングをしたりしますが、
これはかなり効果的です。
すぐに感情のスイッチが入り、
やる気が沸々と湧き上がってきます。
ポイントは
“身体が動きやすいように動かす”
という事です。
無理に力任せのパンチや
早いパンチ、かっこいい打ち方をするのではなく、
自らの身体を観察してみて
動きやすいように動かしていきます。
そして、その動きを徐々に増幅させていく。
これでいつの間にか動きのキレも良くなっていき、
落ち込んでいた感情も上がってきます。
しかし、
「人生とは過酷なもの」
です。
とにかくしんどい状況が続く時というのもあります。
例えば、
仕事も忙しく、精神的にも時間的にも余裕が無い。
上司からは結果を出せと
プレッシャーをかけられる。
そんな状況の中でも何とかがんばれているのは
大好きな彼女がいてくれるから。
しかし、その彼女から
いきなり一方的な別れを告げられた・・・。
何も手に付かない。
頭の整理がつかない。
何も考えられない。
これは一つの例え話ですが、
もしそういったしんどい状況に陥ったと仮定して、
あなたならそこからどうリカバリーしますか?
上記のような状況に本当に陥ったとして
考えてみてください。
おそらく今は冷静な状況で
このメルマガを読んでいると思うので
割と合理的な答えを導き出せると思います。
が、いざ本当に不幸が重なり、
次々に試練が訪れた時には
そんな冷静にはいられないと思います。
平時の時に有事を考える
なんて言いますが、
シミュレーションしておくのは大事なことです。
そして、もしかしたらこのメルマガを
読んでくれている方の中には
今まさに本当に上記のような
しんどい状況にいる方もいるかもしれません。
僕からのアドバイスとしては
“感情の乱れを身体や脳によるアプローチで
正常に戻していくこと”
です。
まず身体からのアプローチとしては
大きく深呼吸すること。
呼吸法というのは武術の世界でも
非常に重要視されている方法論で、
実際に効果は絶大です。
鼻から吸って、口から吐く。
とにかくそれをゆっくり繰り返してください。
そして、次に脳によるアプローチですが、
これは考え方を変えてみるということです。
「何でおればっかこんなしんどい目に
遭わなきゃいけないんだ!」
「何で次々に困難が訪れるんだ!」
「この世は地獄だ!」
という風に考えている内は
絶対にそこから抜け出すことは出来ません。
だから、別の考え方をしてみる。
負の感情を生み出している脳の回路を
切り替えてしまうわけですね。
例えば、
“しんどい時こそ運を貯めている”
と考えてみるのはどうでしょうか?
そうすれば少しずつ未来に光が射してきますよね。
あとはそれを見失わないように
光の刺す方へ少しずつ歩いて行けばいいんです。
ゆっくりで構いません。
とにかく歩みを止めないこと。
その時も身体や感情を無理矢理動かすのではなく、
動きやすい所から徐々に動かしていく。
動き続けていれば必ず突破口は開けます。
人生に乗り越えられない壁は無いのですから。
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