せっかくの善意が有難迷惑!?義援活動をする前に気をつけたい事。

どうも 甲本です。

熊本地震を受けて、救援物資を持って
現地に行ってきました。

実際に自分の目で見たその光景は
なかなか衝撃的なもので、
建物は損傷し、道が割れ、
シンボルである熊本城は崩れていました。





そして、思っていたのとは裏腹に
物資はそんなに不足しておらず
(僕が見て来た範囲内では)

むしろたくさん送られ過ぎて
制限をかけているところもあるくらいでした。

送られた物資を整理し保管するのに
また人手が必要だし、
水なんかもすでにコンビニやスーパーで
買えちゃう状況のようです。


で、実際に救援物資を受け取った側の人に
話を聞いてみたんですが、

一番大事なのは

「ヒアリング」

だということがわかりました。

要はちゃんと何が必要なのか聞いてから
送ってくれということです(笑)


まぁ、これはコミュニケーションの
基本でもありますよね。

何かをしてあげるにしても
相手のニーズをちゃんと理解してからでないと
ただのお節介になってしまいますし、
場合によってはありがた迷惑にもなり得ます。

それじゃ、せっかくの好意が
不調和を起こしてしまいもったいない。


だから、観察が必要だし、
聞くことが必要。

それを改めて気づかせてもらった
熊本での義援活動でした。


また、今回は物資を届けただけでなく、
廃材の撤去作業なども手伝ってきました。

これに関しても僕が行ったところは
人手が足りていなかったので
非常に喜ばれましたが、

場所によってはボランティアの方の参加を
制限しているところもあるみたいです。


要は人が多過ぎて
逆に収集がつかずに困ると(笑)

義援活動をするにしても
そういったところで柔軟な対応が
必要になるということですね。

No needs, no presentation.(ノーニーズ・ノープレゼンテーション)

の記事でも書きましたが、ニーズ(需要)があるところに
供給することが大事なわけです。

求めていないものを届けても
それは好意の押し売りでしかありませんので。


で、何気なく「義援」という言葉を使っていますが、
これはどういう意味だと思いますか?


辞書を引くと

「災害などに遭って生活に困窮している被災者を支援するため、
 善意に基づき金銭や物資を寄付すること」

とあります。


まぁ、一般的な言葉の定義はそうなんでしょう。

辞書に書いてあるんだから。


でも、僕はこの「義」という字が
すごく好きなんですよね。

これは義理と人情の「義」であり、
仁義の「義」であり、
正義の「義」です。


「義」という字を分解すると
羊と我になります。

そして、羊という字は調べてみると
「美しい」という意味合いを含んでいるわかりました。


つまり、

「義」

というのは

“美しい我”

であり、僕の解釈では

男にとっては“かっこよさ”

女にとっては“美しさ”


の事を指していると捉えています。


人として何をするのが美しい(かっこいい)か?

男として何をするのがかっこいいか?

女として何をするのが美しいか?


目の前に困っている人達がいる。

その人達をかっこよく援助すること。

それが、僕が思う義援の定義です。


そして、土壇場で逃げない、
かっこいい男として生きること。

これが僕の人生の1つの大きなテーマでもあります。


甲本

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